台湾の野球(新荘野球場)

投稿者: | 2013年6月11日

COMPUTEX TAIPEIはアジア最大の国際コンピュータ見本市で、毎年6月に台北のワールド・トレード・センターで開催されます。時間の都合がついたので、覗いておこうと、台湾まで出掛けてきました。
展示会の模様はさておき、ちょうど土曜日だったので台湾の野球を見たくなり、見本市を見終えてから台北市近くの球場まで足を運びました。

台湾のプロ野球は4球団から成り、少し前まではお世辞にも人気があるとは言えない状態が続いていたそうですが、前回2013年のWBC予選で台湾代表が日本代表に惜敗して以降、今までの努力と相まって現在は盛況だといいます。

思い立ってのことですから観戦シートも予約せずに、中山駅から地下鉄で40分ほどの距離にあたる、新北市新荘区の新荘野球場に向かいました。地下鉄新荘線に乗車し、新荘駅から徒歩10分ほど北に位置する野球場に向かうと、道路も意外に混み合っています。「ひょっとすると満席で入場できないかも・・・」と多少不安に思いながらゲートに到着。係員にチケット売り場を尋ねると、既にチケットは翌日(日曜日)のカードまで完売と言います。

大きな歓声が地鳴りのように響く中、なおも諦め切れずに立ち竦んでいると、30歳代と思しき男性がチケットを定価で譲ってくれると言っています。すがるように飛びついて譲ってもらうと、その男性は他の男性と一緒に数席分を購入していたらしく、指定席まで案内してくれました。
しかも着席したのは、何と一塁側内野席の一番内側の上段。すばらしい眺めで、幸運にも野球観戦できたことに感謝しながら、台湾野球を楽しみました。

ところで、この日の台北の最高気温は37℃。1回裏の攻撃が終わって、気付くと汗ダクでした。夕方になったとはいえまだ明るく、気温も下がっていません。汗だくになりながら、チケットを譲ってくれた人達と乾杯させて貰いました。
彼等は大学の同窓で、久しぶりの同窓会を野球場で開くことにしていたのだそうですが、当日に欠席者がいて、チケットが余っていたのだそうです。

台湾語の話せない外国人だと解っていながら隣席を譲ってくれた上に、各選手についても説明を交えながらもてなしてくれ、感謝感激のひとときでした。偶然のラッキーな出会いに、アジア同胞の縁を感じずにはいられませんでした。