奥多摩町の将門神社

投稿者: | 2016年11月16日

平将門を祭神とする神社というと、神田明神将門塚を思い浮かべる諸兄が多いかと思います。関東地方には平将門を祀る寺社が各地に点在、奥多摩町にもあります。(奥多摩町棚沢将門神社

将門神社(奥多摩町)

奥多摩町の将門神社は、当地にあった多名沢神社に平将門の嫡子将軍太郎良門が、亡父の霊像を彫作して相殿に奉安したのが将門神社としての始まりで、戦国時代には当地の領主三田弾正忠平次秀が篤く信仰、地域の総鎮守としたともいいます。(三田氏は、平将門の末裔を名乗り、北条氏に滅ぼされた後も、奥多摩町・青梅市域は多摩郡三田領と呼ばれていました当地域の有力豪族です)

将門神社入り口の看板

昭和51年に放送されたNHKの「風と雲と虹と」は、平将門を主人公として描いた大河ドラマですが、原作者の海音寺潮五郎先生は、平将門が旗揚げをしたのを当地と考えていたのでしょうか。(「風と雲と虹と」も「平将門」もまだ読んではおりませんので未確認です)

参詣を終えて参道を戻る途中、地元の方に声をかけられました。なんでもここから数分の所に不動堂があるのだとか。お言葉に甘えてご一緒させていただきました。

奥多摩町棚沢の三面不動尊

道すがら教えていただいたのですが、将門神社も不動堂も地元の方達がお金を拠出して再建したのだとか。昭和50年に再建したのは良いものの、それから維持管理を地元の方が輪番で続けているとおっしゃっていましたが、再建してから40年以上も、電気・ガスも通っていない堂宇を維持するのは並大抵な事ではないでしょう。

将門信仰の深さと、奥多摩町の歴史の深さを感じる一日でした。